20代 男性
2011年4月~5月(8週間)
日常会話マンツーマン6時間コース


あまり文章を書くことに慣れておりませんので、誤字・脱字、文法的な間違い、不適切な表現等あるかもしれませんが、ご興味がありましたら読んでみてください。

フィリピン留学に目をつけ、インターネットのページをさまよっていたら、CNE1のページにたどり着きました。ウェブサイトを詳しく読み、学校の方針や井坂さんの理念および思想を知ることにより、この学校に決断しようと思いました。

思い切って飛び込んで本当に良かったと思います。英語を使う環境に身をおくことにより、英語を日常的にアウトプットすると言う点においてこの学校は最適であると思います。講義中はもちろんのこと、講義以外の時間も先生が必ず外にいたりするので、先生と会話することが可能です。

先生との会話から学ぶことも、もちろん多いのですが、ほかの生徒さんから学ぶことも非常に多いです。いろいろなバックグラウンドを持った方たちがいるので、幅広い知識を得ることが可能です。

フィリピン人の先生は、キャラクターが日本人と似ているところがあるので、非常に話しやすいですし、悩んでいることがあると相談に乗ってくれたりもします。はじめは正直、怠惰なイメージを抱いていましたが、ほとんどの先生が勤勉で、向上心また好奇心が強いです。

他の生徒様が学校のことについて非常に詳しく書いてくださっておりますので、少しだけ違う側面から書いてみたいと思います。

バギオでのLanguage ExchangeとCNE1在学中の生活との比較

CNE1を卒業した後、バギオという町に移り、Language Exchangeという形で英語を勉強させていただきましたので、リポートさせていただきます。

宿泊施設

CNE1の宿泊施設

部屋と授業を受ける教室が、1分以内にありますので、通学時間というタイムロスがほとんどありません。CNE1では安心の掃除の行き届いたきれいなお部屋でした。4人部屋でしたが、プライベートな時間が特になくてもあまり苦にはなりませんでした。トイレがたまにつまることもありましたが、おおむね清潔です。ホットシャワーがついてございますので、気合を入れてからシャワーを浴びる必要はございません。

バギオでの宿泊施設 (自分で探した宿泊施設)

僕が見た賃貸のお部屋一覧

共同バス、トイレ、キッチン。
部屋の構成
4畳半の青いペンキで塗られたコンクリートに囲まれた牢屋のような閉鎖空間。窓の外には洗濯機。朝から騒音に悩まされる事間違いなし。
備品
なし。自分で購入する必要あり。マーケットで枕100ペソ(約185円)。シーツ150ペソ(約277円)ほど。
ロケーション
町の中心部まで徒歩5分。
家賃
2500ペソ/月(約4625円/月) 電気代・水道代含む
部屋にバス、トイレ、キッチン。
部屋の構成
4畳程のやたらと長細い部屋にベッドが一つ。荷物置きには使えそうな屋根裏部屋あり。
備品
枕、シーツ、キッチン道具。
ロケーション
中心部まで徒歩5分。
家賃
5000ペソ/月(約9250円/月) 電気代・水道代含む
部屋にバス、トイレ、キッチン。
部屋の構成
10畳ほどのフロア二つあり。一階部分にキッチン付のリビング。ソファーあり。二階部分に二段ベッドが二つ。
備品
枕やシーツ、食器や調理器具も含む。
ロケーション
目の前がジプニーの通る道路で中心部までジプニーで約10分【10ペソ/片道(約18円/片道)】。
家賃
7000ペソ/月(約12950円/月) 電気代・水道代含む
部屋にバス、トイレ、キッチン。
部屋の構成
7.5畳ほどのリビング・キッチン以外に、6畳ほどの部屋が二つありベッドがそれぞれの部屋に一つずつ。
備品
テレビ、ウォーターディスペンサー、キッチン道具、冷蔵庫、枕、シーツ、炊飯器含む
ロケーション
ジプニー乗り場まで長い階段を昇って、7分程。夜は憂鬱になりそう。そこからジプニーで約10分【10ペソ/片道(約18円/片道)】。
家賃
5500ペソ/月(約10175円/月) 電気代・水道代含む

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ジプニー。乗る時は片手を挙げて止めてください。お金をドライバーに渡すときは”バーヤッド”、降りる時は降りたいところで”マンノムパーラ”と言ってください。

共同バス、トイレ、キッチン。
部屋の構成
6畳程の部屋にベッドが二つ。光が入る窓あり。部屋は二階部分にあり、一階部分に共同キッチンあり。
備品
キッチン道具、冷蔵庫(共同)。
ロケーション
中心部まで徒歩5分。
家賃
3500ペソ/月(約6480円/月) 電気代・水道代含む

基本的にホットシャワーは出ません。水を沸騰させて、冷たい水に混ぜながら使うしかありません。

CNE1とは違い、ほとんどのトイレがボタンを押すとフラッシュされるタイプではなく、手桶で流すタイプでした。
ガステーブルまたはコンロは、キッチンに付いていないケースがほとんどで、ガスタンクとバーナーが一緒についているタイプ(1ヶ月間持つくらいのもので900円くらい)のものを買うか、一口電気コンロ(1400円くらい)を買うかしなければいけません。

食べ物

CNE1での食べ物

肉が中心の食事になりがちなのですが、こちらでは野菜やフルーツも豊富にとることができます。食べ放題ですので、好きな量食べることが可能です。味もよく、様々なフィリピン料理をいただくことができました。また食堂で働いている方が非常に親切です。体調を崩したときは、おかゆを持ってきてくれました。

バギオでの食べ物 (バギオで1人暮らし)

外食でも平均1食100ペソ(約185円)くらいで食べられるので、毎食外食しても一日550円くらいでしょうか。約16000円ほどで生活できます。
自炊をすればもっと安く済ませることももちろん可能です。Jack’sというレストランや路地裏の大衆食堂にて、75ペソ(約140円)でご飯+肉+野菜のバジェットミールが食べられます。

自分で自炊する際は、日本料理も作ることが可能です。味噌やかつおだし、キッコーマンのしょうゆやみりん等、日本の調味料はSMバギオで購入可能です。ただし日本の約2倍の値段です。

お米、肉、野菜等はローカルマーケットや路上で安く購入することが可能です。市場のおじちゃん、おばちゃんのほとんどが、驚くべきことに英語を話すことができます。

先生について

CNE1の先生について

確かに英語能力にばらつきはあると思いますが、英語スキル、またディスカッションする能力にも優れております。また先生方もフレンドリーな方が多く、楽しんで授業を受けることが可能でした。コールセンターで働いていた先生もおり、そういった先生の発音は特にいいように感じました。

バギオでの先生の見つけ方、および先生について (バギオでのLanguage Exchange)

まずフィリピン大学バギオの掲示板に広告を一枚貼りに行きました。約40分ほどで問い合わせのメールがきました。

彼女はフィリピン大学バギオの生徒で、九州大学に交換留学に行く候補生に選ばれており、日本に行ったときの為に日本語が話せたらということで、問い合わせをいただきました。後に彼女は正式に交換留学が決まりました。

さすがにフィリピンの東京大学といわれるだけあり、すばらしい英語スキルの持ち主でした。お母さんは、こちらの大学の教授ということもあり、小さいころから英語での教育を受けていたそうです。

もう一人の先生さんは、知人からの紹介でした。
こちらの先生もやはり優秀で、セントルイーズ大学の大学院に通う社会人経験のある方でした。将来的にシンガポールをはじめ、フィリピン国外で働きたいというご希望を持っており、その際日本語が使えると有利になる会社があるかもしれないということで、お問い合わせをうけました。彼女もまた優秀で、日本語がすでに少し話せる状態でしたし、英語のスキルも申し分ありませんでした。

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Language Exchangeの授業風景。バーンハム公園のすぐそばのカフェにて。

授業

CNE1での授業

基本的に、テキストに沿って行われます。あとはディスカッションをしたり、教科書の表現を借り、自分のことを表現するといった形で行っていました。
先生が、敷地内に住んでいますので、道路状況により遅れてくるといったことはなく授業も安定して受けることができます。先生のレベルに格差があることは事実だと思いますし、授業スタイルは先生によって様々です。

バギオでの授業 (バギオでのLanguage Exchange)

街の中心部にあるカフェで行います。

料金
飲み物代。1回の授業につき平均約25ペソ(約46円)。
日程
僕は午前9:00~12:00までの3時間。午後4:30~午後7:30までの3時間といった形で授業を行っていました。

半分は日本語を教える時間に当てておりましたが、この時間も英語で説明するので、英語の勉強になったりします。
おもに授業時間の20分ほどをフリーの会話で、そのほかの時間は会話中心のテキストブック、文法、簡単な読み物を教材として使っていました。レベルに合わせて先生が見つくろってくれていました。

日本語の教え方については、インターネットのサイトを使用し、自分が英語を学習する過程で一番いいと思った方法とミックスして教えていました(基本文型を使用し、少しずつ単語を変えながら何度も発音するといった方法)。

ジプニーがつかまらなかったり、道路状況の関係で僕が遅れることもありましたし、先生が遅れてくることもありました。セントルイーズ大学の大学院生の先生は、午前中に安定的に授業を設けることができましたが、フィリピン大学の先生は忙しく、授業日程が変わることもしばしばでした。

授業の日程が流れたり、少しの時間の遅れも許すことができないという方には、このスタイルはあまりむかないのかなと思います。

その他の生活

CNE1での生活

空いた時間は、授業がない先生と話すか、他の生徒様と話していました。たまにSMモールに行ってインターネットをしたり、お買い物をしたりして過ごしておりました。

バギオでの生活 (バギオでの1人暮らし)

空いた時間は、Session通り沿いの、ポルタ・バーガというビル内に入っている、ENDLESS GYM というところに通っていました。シャワー使用料、インストラクターの指導料込みで、1500ペソ/月(約2780円/月)。シャワーなしだと、1300ペソ/月(約2400円)。
乾季であれば、朝にバーンハム公園というところを走るのがおすすめだそうです。
後の時間はボランティア活動をしたり、ホストファミリーと英語で話したりしていました。

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ジムのインストラクター。トレーニングの方法をやさしく指導してくれます。

日本に帰国してから、アメリカのハイスクールに通う日本人とアメリカ人のハーフの男の子と話したのですが、やはり言語を学ぶには、その言語を話しているところに行ったほうがやはり、いいよねという話に落ちつきました。彼は英語と日本語が話せるのですが、現在中国語とフランス語を学習しているそうです。中国に行って習ってみたいといっていました。
現地に行って、現地の風を感じ、現地の人と同じ物を食べ、面と向き合って地元の人と会話をして、その中で言語を学ぶと同時に文化、考え方を学ぶ。そんな生活ができたフィリピン生活でした。

最後に学校の運営をしていただいている皆様、先生の皆様、生徒の皆様、バギオでの生活を支えてくださった方々に深くお礼を申し上げるとともに、皆様のご健康を心よりお祈り申し上げます。このたびは本当にありがとうございました。

  • 7/23日時点のレート1ペソ=約1.85円で算出

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