今回はCNE1のWEBデザインコースを受講しておりました三木 梓沙(みき あずさ)さんにインタビューした内容を掲載いたします。
梓沙さんは日常英会話コースを約1か月間受講した後に、4週間のWEBデザインコースを受講されました。誰とでも打ち解けあえる気さくな性格で、芸人のような面白さも時に見せてくれます。
授業以外の時間でも常に学習に打ち込むほど努力家で、入学時に100点満点中42点だったスピーキングテストのスコアも卒業時には驚異の77点をたたき出しました。
早速インタビュー内容をご覧ください!!
CNE1卒業式での写真
梓沙さん: こちらこそ宜しくお願いいたします。
梓沙さん: 留学するにあたって英語はもちろんですが、英語以外のスキルも習得して帰国したかったというのが一番の理由ですね。それと、もともとプログラミングに少し興味があったんですよ。
梓沙さん: まったくないです。(笑)なので、WEBデザインコース最初の授業では「この暗号は何?」ってところから始まりました(笑)
先生にひとつひとつ丁寧に説明してもらいながら、それをひとつひとつ意味を噛み砕きながら勉強していくような感じでしたね。初めは本当に大変でした。
梓沙さん: ありますね! 基本的にはWEBデザインに関する基礎を授業で教えてもらいましたが、ひとつのWEBサイトを作れるようになったので、一個のスキルを身につけることができたと実感しています。
梓沙さん: WEBサイト制作に必要なPhotoshop,Illustrator,HTML5/CSS3,JavaScrit,jQueryの基礎を学びました。
Photoshop, Illustratorに関しては、WEBデザイン以外にも、さまざまな分野で使われるソフトですが、この授業ではWEBサイトデザインに必要なパートのみを、それぞれ教えてもらうイメージでした。
しかも初めて勉強する分野だったので、ペース配分がまったく掴めなくて。最初に習ったPhotoshopに1週間かかってしまったので、そのあと残りを3週間でやるしかないという焦りから、授業以外でも教室にこもって復習や予習などをやっていました。
梓沙さん: 最初のPhotoshopに1週間かかってしまったとお話ししましたが、この“最初の1週間”が苦労そのものなんです。
Photoshopのひとつのツールをマスターするにしても、英語で説明されたことを理解して、それを自分の中で噛み砕いてモノにしなければいけない。
でもこれに慣れていないから、ものすごく理解に時間がかかってしまったんです。それで試行錯誤しているうちに、あまり英語の説明を“聞く”ことばかりに注力しないで、まずは実際に手を動かしてみる。
それでわからないところを英語で質問する方が効率いいことに気づいたのが1週間目の後半…それからはペースをつかめましたが、とにかく最初の1週間は慣れと効率化のための時間だったと思っています。
CNE1卒業式での写真。梓沙さん(左から3番目)と他の留学生達
梓沙さん: 日常英会話コースはコミュニケーションがメインですが、WEBデザインコースは実際に手を動かすという実技をやるので、同じようにマンツーマンレッスンでも、全然違う雰囲気で勉強することができるんです。
それが私にとっては、リフレッシュになっていましたね。
梓沙さん: そうですねぇ、ふたつを比べてみるとWEBデザインコースは日常英会話コースに比べて英語のミスに対する指摘に厳しくないということが特徴なのかなと。
日常英会話コースは英語を語学として学んでいるので、文法が間違っていたりすると逐一直されます。
なので、話す前に“頭を使って文章を組み立てる”みたいな作業を必要とするんですよ。でも、WEBデザインコースでの目的は、語学ではなくPhotoshopなどのIT技術の習得。
なので、自分が伝えたいことを気にせずに、どんどん伝えられることができました。
梓沙さん: そうなんですよ!だからWEBデザインコースを通して、英語が自然と体に染み付くような感覚がありましたね。自分のものにできたというか。
英語自体を学ぶことももちろん大事ですが、その一歩先……英語を使って何かを学ぶことで、英語がちゃんと言語というツールになるじゃないですか?
だから“自然に英語が使えるようになる訓練”になっていたのかなって思っています。
梓沙さん: あと先生たちの印象でいうと、もうひとつ。これは、CNE1の先生全体に言えることなんですが、どの先生も優しくて、ユーモアに溢れているなぁと。
WEBデザインコースで私を教えてくれていた先生なんて、特にもう優しが滲み出ていたというか、顔つきとか身振り手振りに“優しさ”があらわれているんですよ!だから大変ではありましたが、授業はスゴく楽しかったですね。
私の先生は、勉強へのモチベーションをどうキープしていくか?というところまで一緒に親身になって考えてくれて…。頑張る空間を先生と一緒に作っていくことができました。
授業も受けやすかったですし、ちょっとしたことでも真剣に褒めてくれるので、それが頑張りにつながって、さらに頑張るからできるようになる。できるようになると楽しいし、嬉しい……って感じでしょうか。
梓沙さん: “わからなかったら聞くこと”ですね。当たり前のようで、意外と英語への苦手意識からその場で聞かないで、あとで調べればいいやとそのままに……みたいな話ってよく聞きませんか?
でも、そのとき聞く勇気や丁寧に学ぼうという意識があれば、多少英語力に自信がなくても授業はついていけるし、その授業自体もより楽しいと感じられると私は思います。
逆にそれをしないと、先生も自分の生徒が何をわかっていないのか、わからない……。そうすると、授業の意味がないと思うんです。
英語で学んでいるからこそ、ITは難しいからこそ、わからないことは全部“その場で”解決しないといけないと思います。
梓沙さん: わからないのは当たり前。それは先生もわかってくれていると思うんです。だから、あとは、質問するかしないか。
より多く質問することでより多くの学びを得るか得ないかは、自分次第です。
そういう意味では、質問するための最低限の英語力は重要だと思います。ただそんなに難しく考える必要はなくて、本当に基礎だけあればいいのかなと思いますね。
担当のGE先生との卒業写真。CNE1ガーデンにて。
梓沙さん: 私の場合、自分の仕事とかやりたいことに直接生かしたい!と思って受講したわけではないので具体的に将来にどう生かしていくか?ということはないんです。
ただ、今は習ったことを生かして、やりたいことがたくさんありますね!
梓沙さん: 映像の制作や、撮った写真の編集もしたいし、またWEBデザインの勉強をもっと深掘りしていきたいと色々考えています。
日本に帰ってからも、このまま勉強を続ける予定ですが、このWEBデザインコースをきっかけに、今は自分の将来の道が新しくできたような気持ちでいます!
梓沙さん: あ、それでいうとまずは父が自営業をしているので、父のためにWEBサイトをつくってあげようかなぁと考えています。すぐに習ったことを生かせますし、父のためにもなりますし。
CNE1で日本語を学んでいるフィリピン人学生と英語を学ぶ日本人学生との記念写真。CNE1ガーデンにて。
梓沙さん: WEBデザインコースはお話してきた通り、その知識を将来に生かしたい人、WEBデザインや、IT系の道に進みたい人にとっては、とてもいいカリキュラムだと思います。
また自分の興味がある分野をゼロから英語で学べるという環境って、なかなか日本にはないし、あったとしてもすごく値段が高かったりするので、スゴく貴重な体験をすることができると思います。
また、4週間、ガッツリ集中してやるコースなので、壁にもぶち当たるし、諦めたくなるときもあります。
でも、“そのとき自分がどうするのか?”など、WEBサイトを4週間で作る。という明確な目標を達成しようとする中で、新しい自分を発見する場面もありました。
これはWEBデザインコースに限った話ではないですが、新しいことにチャレンジすると、勉強やスキル以外のところでも、人として成長できるところがいっぱいあると思います。
ぜひ、興味を持っている方がいたら挑戦していただきたいなと思います。
梓沙さん: こちらこそありがとうございました!
みなさん、梓沙さんの留学体験記はいかがでしたでしょうか。
英語を使って何かを学習する時は、はじめは苦戦するのが自然です。梓沙さんのように一朝一夕で結果を出そうとはせず、粘り強く取り組む姿勢が大事だと思います。
梓沙さんは英語でWEBデザインを学ぶという過程の中で自分を見つめるキッカケを得たからこそ、自分の成長の道筋を見いだせたようです。
将来したいことがたくさんあるという梓沙さんが、これからどんな道をたどっていくのか、学んだことをどのように生かしていくのかとても心待ちにしています。
梓沙さんがおっしゃったように、CNE1ではとても楽しく、やりがいを持って学んでいける環境が整っています。
ご興味を持たれている方はぜひ英会話コースももちろんですが、WEBデザインコースにもトライしてみてください。
この記事を読んでくださった皆さん、そしてCNE1フィリピン留学体験記にご協力いただいた梓沙さん、誠にありがとうございました。
Shogo Ando
CNE1インターン生
Kyosuke Kubo
CNE1職員
→WEBデザインコース
→教育プログラム
→CNE1 フィリピン留学体験記
→お問い合わせ
→CNE1公式サイトトップページ
最近のコメント