20代 男性
2011年9月~2012年2月(22週間)
日常会話マンツーマンコース4時間コース
Twitter: @chanponnabe
最初に、「留学に対して変な覚悟もいらないし、ある程度英語を話せるようになるのに地道な努力なんてめんどくせーこと必要ない」というのが留学して出た自分の持論です。
自分は高校、大学と相撲部に入り7年間ほとんど勉強というものはせずに相撲と娯楽に集中して学生生活を送りました。もちろん英語なんて中卒以下レベルです。
だって勉強すきじゃないし特に英語の勉強なんて面白くもなんともないじゃないですか?
そんな自分が留学を決めたのは大学四年のインカレ後にノリで行ったNY一人旅でした。
もちろん英語は話せないし下調べも宿も取ってないので、ホームレスになりかけるは挙句には交通事故にあうはで散々な目に遭いましたが、そんなNY一人旅で素敵なスペイン人達に出会いました。
英語も話せない自分に、彼女たちはご飯を食べさせてくれたりNYを案内してくれたりと本当に優しくて、しかもみんな本当に美人!惚れやすい自分が恋に落ちるのは当たり前のシチュエーションでした。
しかし、言葉も通じない相手を落とすなんて高度なテクニックをもちろん自分は持っていません。その時に本当に感じましたね。英語の大切さを。
英語さえ話せればもしかしたらもっと深くて素敵な異文化交流ができたかも…と。(まあ英語話せたら落とせたのかっていうのとスペイン人だからスペイン語学べよって話は置いといて)
でも、英語を話すことができれば今後の人生もっともっといろんな人と深く繋がることができるんじゃないかと本気で感じました。
じゃあどうやったら英語を話せるようになるのだろう?もちろん理想は基礎からコツコツと勉強し直して、ある程度英語を理解してきたらアメリカかどこかに留学する。
でもそんなの自分には無理っすよね。
中学はろくに勉強せず、農業高校時代は相撲と教科書の代わりに作業着きて汗かいて、大学も相撲と怪しいお店に出入りして四年間過ごし、そんな生き方してきた自分が今さらコツコツと英語の勉強なんてできるはずないじゃないですか。
それにアメリカに留学するお金なんてもってないし。
そんな中どうにか手っ取り早く英語を話せるようになる方法を探していたところ、たまたま見つけたのがフィリピン留学でした。
フィリピンといえばフィリピンパブなどの聖なる夜のイメージしかなかった国ですから、もちろん最初は大丈夫か?と思いましたけどよくよく調べたら英語が凄く話せる国だと知り、なにより他の国の留学と比べて安いということもあり他に手段も思いつかずノリで留学はフィリピンに決め、学校も一番最初に見つけたCNE1に決めました。
そして大学を卒業し半年間で留学費用を準備してフィリピン留学に来たわけですけども、その間に留学の為の英語の勉強なんてものはしませんでした。
よくツイッターなどで留学前に文法の復習や単語の復習などをする必要があると聞きますけど、実際それを継続してできる人って本当に真面目で我慢強い方かドMかのどちらかだと思うんです。
だって1日13~14時間毎日働いて、尚且つ娯楽の誘惑も多い日本で毎日コツコツそれをやるのなんて一般人の自分には無理です。
だからもちろんする事にこしたことはないんですが、別にしなければいけないんだと重荷に感じる必要は全くないと自分は思います。
そして留学中の英語なんですが、もちろん最初は本当になにがなんだかわからないですよね(笑)
最初のテストで分けられるレベルはほぼ最低ランク。
TOEICなんて受けたことないし、英語で質問されても答えられるわけないだろう!と(笑)
たぶん自分の同期などはしっていると思いますが、自分の英語のレベルは本当に悲惨なものでした。会話のすべてが呪文のように感じましたから。
かといってコツコツ勉強するのは無理。
なので、最初の頃の自分は、とりあえず授業にでる。わからない度に常に辞書で調べるか同期に教えてもらう。この二つでした。予習、復習、なんてめんどくさいのでやりません。
それでも二カ月くらい経つと少しはコミュニケーションがとれるようにはなりました。
そして三か月くらい経つと仲が良い同期や仲間が卒業していきます。
たぶん長期で留学している人はわかると思うのですが、長いこと留学していると新しい日本人の生徒と仲良くなるのが結構かったるくなるんですよね。
だから皆が卒業してから自分の卒業するまでのほぼ二カ月間はずっとフィリピンの仲良い先生たちと一緒にいました。そしてその英語しか話さない環境のおかげか自分の英語力はその時、結構上がりましたね。結果的には英語だけの環境になった方が英語は伸びました。
なので、フィリピン留学で本当に英語を伸ばす一番の方法は、フィリピン人か、留学にきている他の国の彼氏彼女をつくる。それか本当に仲の良い海外の友達をつくる。これに尽きると思います。
あと滞在中によくいろんな生徒さんが英語の勉強方法で悩んでいるのを見てきたのですが、自分的には、覚える、使う、話す、覚える、使う、話す、ただこれの繰り返しなので悩んでる暇があるなら単語ひとつでも覚えるか先生と少しでも話した方が良いと思います。
そしてモチベーションです。
留学中は何度も英語で話す事や授業に出席する事がいやになる時期があります。
そんな時は迷わず寝るか遊ぶかが一番いいと思います。よく我慢して勉強する人がいましたが、嫌な時に我慢して勉強しても嫌な時期が続くだけだと自分的には感じたので。まあドMの方は結構伸びるかもしれませんが。
一番良い流れは、英語で話すのも嫌だ授業も嫌だ→思い切って遊び行く→めっちゃ楽しかった!→このことを先生たちに話ししてやろ!みたいな。
我慢は体に毒です。
あと色々偉そうなこと言ってきた今の自分の英語のレベルなんですが、この五カ月で普通に言いたいことやコミュニケーションはとれるようにはなりました。
CNE1のレベルも五カ月で4ランク40点上がりました。このレベルの見方は普通の人にはわからないと思いますが、何年も机の上で英語を勉強している学生たちとスピーキングレベルだけ見れば変わらないです。
まあネイティブにはほど遠いし、やっぱりボキャブラリーの数や難しい文法などでずっと勉強してきた人たちと差を感じる時はありますが自分的には問題なしです。
というのも、実はCNE1を卒業した後にベトナムにある会社でインターンをさせてもらい、そこで働く外国人スタッフとは勿論英語でコミュニケーション。そしてそこに来られる外国人のお客様とも英語での対応だったのですが、普通に言葉で悩むことなく仕事をすることができました。
なので、英語って突き詰めればきりがないと思うんですが、こういうレベルにまでならフィリピンきて五カ月あれば誰でもなれるってことをこれを見ている人には伝わって欲しいです。
そして今回この体験記を頼まれた時、「自分はCNE1の宣伝とかしたくなく、自分みたいに全然英語ができなかったヤツでもこのレベルにまではなれるっていうのを伝えたい」と井坂さんにお伝えしました。
それでも全然構わないとOKしてくれた井坂さんには本当に懐の深さを感じました。有難うございます。
最後に、英語を学びたいとか留学をしたいとか言うと必ず批判的にアドバイスをしてくる人たちがいます。
「日本でもできるんじゃないの?」「英語を学んだ後はなにをするの?」「なんのために留学するの?」などなど。自分の場合もそうでした。
けどそんな奴らにはうるさいバカ!だまれボケ!と言って自分のやりたいと思う気持ちを信じて突き進みましょう!
だって留学して損することなんてこれっぽっちもないですから。
英語ももちろん大切だけど、世界には自分が思っている以上にもっともっとたくさんの人がいて、たくさんの文化があって、知らない事や色んな面白いことに触れることで自分の中で新しい発見や軸ができてくる。そしてなにより人種の壁を越えて信頼できる友達を見つけることができる。これだけでも十分留学する意味はあるんじゃないでしょうか。
そして英語や留学についてあまり深く考えずもっと気軽にチャレンジして欲しいです。
みんなツイッターなどで勉強やってるように呟いてますけど、実はなんちゃって君も意外と多かったりしますから。まあ考え方は人それぞれですが、こんな自分でも留学できたんですから誰でもできます。
とりあえずもっと気楽に海外にでましょう!
なにかあればツイッターでもGmailにでも気軽に連絡ください。
田中勇史郎
ツイッター:@chanponnabe
Gmail:yujiro313@gmail.com
一応真面目な話しも少しはできますし、いろんな遊びの話もGarbageboysの一人としてさせていただきます。
それでは! 愛 LOVE フィリピン!!!!
That’s it!!!!
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