20代 男性
2012年9月〜2013年8月(41週間)
日常会話マンツーマンコース6時間
2013年10月〜2014年1月(16週間)
CNE1インターンシップ
2014年1月~3月
アジア海外就活(タイで内定)
今回、「アジア海外就職活動」体験記ということで、私が実際に行った就職活動をみなさんにお伝えし、一人でも多くの方たちにアジアで就職することってそんなに難しいことじゃないんだ。ということを知っていただき、一歩踏み出すきっかけになればと思い、拙い文章ですが、綴らせて頂きます。長い文章ですが、一読の程よろしくお願いします。
まず始めに私の経歴から。
大学を2012年に卒業し、そのままオーストラリアへワーキングホリデーに行きました。オーストラリアで出会った女性がCNE1の卒業生で、その方の紹介で「フィリピン留学」という存在を知りました。
オーストラリアには8ヶ月滞在していましたが、英語を使う機会がなかったので、生活には困りませんが会話は全く出来ないという状態でした。そこで、オーストラリアにワーキングホリデーで2年間滞在しようと考えていましたので、その内の3ヶ月は英語をしっかりと学ぼうと思い、CNE1に2012年9月末に入学しました。
CNE1卒業後、オーストラリアへ戻りワーキングホリデー生活を再スタートしようと思っていましたが、ビザが降りずオーストラリアは1年で終了することに。このまま日本に帰ろうかとも考えましたが、3ヶ月のCNE1留学では自信を持って英語が話せます。と言えないと思い再度留学することを決意しました。
2度目の留学は2013年2月から8月末までの半年間です。前回の留学は、英語の壁に当たってそのまま卒業したという気持ちがあったので、今回はその壁を乗り越えようと半年留学しました。
私が2度目の学生の頃に「アジア海外就職活動コース」が動き出しました。そういった状況の時に私が卒業するということになり、このまま日本で就職活動をするよりも、アジアで就職活動する方が面白いのではないかと思い、2013年10月からインターンを経験させて頂きました。
当初はインターンをしながら就職活動をするという予定でしたが、私の後に回して今楽な道を選ぶ、悪いクセが出て結局インターン中に就職活動をするということはできませんでした。インターンを2014年1月で終え、そこから本格的に就職活動をすることになりました。
これまで読んで頂いておわかりだと思いますが、大学卒業後2年間オーストラリア・フィリピンで生活していただけで、何のスキルもなくただの新卒です。
アジアで働くというのは当然即戦力を求められており、経験のある方が有利になります。しかし、私みたいな新卒でもしっかりと受け入れて下さる企業も数多くあります。これはやはり、現在2014年3月の時点でアジアで働こうと思う人が多くない。ということだと思います。
アジア海外就職活動の流れ
それでは、次に今回私が行った就職活動の流れを書き記したいと思います。
2014年1月26日にCNE1のインターンを終えて日本に帰国。4週後のフィリピン行きのチケットを購入済みで、フィリピンからバンコク・ホーチミンの2カ国を周ることも決定していました。
なぜ、この2カ国なのかと言うと、今までこの2カ国以外の東南アジアの国々は実際に行ったことがあり、なんとなくのイメージはありました。また、就職活動を始めた当初はフィリピンでの就業が第1希望でしたが、もしフィリピンでの就職が難しい。となった場合に、次にどこの国で就職活動をするのか考えないといけません。そこで、すでに希望の国があればすぐにその国へ飛べるということで、下見を兼ねての現地視察でした。
日本に帰国していた4週間の間にまずは、CNE1と提携を組んでいる人材会社へ連絡してみました。私はタイ・ベトナム・インドネシア・フィリピンの人材会社に連絡しました。結局、今回インドネシアに渡航する予定がなかったので、登録だけしてあとは放ったらかしになってしまいましたが。
どこの人材会社でも最初に履歴書・職務経歴書・英文レジメを添付して送るようにと連絡がありましたが、私は新卒なので職務経歴書は送れない。との旨を伝えました。英文レジメの方は、職務経歴書の部分を省いて、学歴や自分の性格など書いて送りました。
人材会社によって、質もまちまちだったのが正直なところです。井坂さんから紹介して頂いた担当の方に連絡をして、その方が他の担当を私につけるので、新しい担当からの連絡を待ってください。と言われて、結局1度も連絡が来ないところもありました。また、何時いつにタイに行きます。と連絡しても、じゃあその時に当社に訪問して下さい。などと言ってこないところもありました。
日本にいるときにメールをして、早速ベトナムの人材会社2社からSkype面談をしました。そして、1社から紹介して頂いた会社とSkype面接も日本で行いました。この会社を紹介してくれた人材会社は最後には連絡をしてこない。ということで私の中では最低の人材会社だと思っています。
井坂さんが仰っていましたが、CNE1が人材会社と提携しても、その人材会社がちゃんとCNE1の生徒をフォローしていないのであれば提携先から外す。ということで、私も元インターン生だということで、このことを正直に井坂さんに伝えました。しかし、当然良い人材会社はあります。私が良いと思ったのは、タイのJACタイランド、ベトナムのiconicです。
タイの人材会社は1社としか連絡を取っておらず、しかもタイへ行く2日前にSkype面談をしました。この人材会社では面談中に英語チェックもされました。タイには3日しか滞在しない。それに連絡をしたのもタイへ行く2日前に面談をしたという状況にもかかわらず、2社との面接を設定して頂きました。
ベトナムでは1日に3社受けました。私の場合、先にタイへ行き、そのあとベトナムという工程で、残念ながらベトナムは自分の肌に合いませんでした。こう思えたことも良い収穫だと思っています。
結局、タイで受けた物流会社の営業職で内定を頂くことができ、そちらで2014年4月からお世話になります。私の場合は、最初フィリピンが第1希望でしたが、就職活動をしていく中で第1希望という考えが消えていきました。
もしある国で内定をゲットし、これから他国でも就職活動を続けたいという場合は、詳しくはわかりませんが企業によっては内定を取り消すこともあるかもしれません。日本の転職活動みたいに、内定が出てから今勤めている会社に退職願を提出し、3か月後から勤務ということはありえないと思います。海外では内定後少なくとも1か月後からは勤務開始というのが当たり前ではないでしょうか。
面接の雰囲気
アジアでの就職活動の際、面接の雰囲気は2種類に分かれると思いました。
1つは如何にも「面接」という、なぜ海外で働きたいのか・なぜその国じゃないといけないのか・長所・短所など、日本で受ける面接とほぼ同じ内容の質問が聞かれます。日本の面接と違うのは、「なぜその国で働きたいのか。」という質問に対してしっかりと答えを用意しておくことです。
もう1つは、面接という雰囲気ではなく最早「雑談」という雰囲気のパターンです。このパターンの面接ではリラックスして、お互いの本音を出しあいマッチングするのかを判断されていると思います。
ある企業との面接では、一方的に向こうが話したいことをずっと聞いていただけで、向こうから自己紹介してください。など、私のことを一切聞いてこなかったにもかかわらず、不採用ということもありました。仮に内定を頂けても納得できなかったと思いますが。
私が内定を頂いた企業の求人案件は、タイで研修後ラオスにてたった1人で駐在する。というものでした。しかし、面接中に新卒である私がいくら研修してもラオスに1人で駐在するのは不可能だ。ということで、本来ならそこで面接が終わるはずですが、面接官の方たちが私に他のポストがないかと、面接中に話し合ってくれました。
また、面接後には現地採用の日本人と駐在員の2名とタイ人2名の計4名の社員さんと面談をさせて頂きました。他の企業と面接をしてわかりましたが、そのようなことにまで時間を割いてくれた企業は他にありません。その時に、この企業は一応募者に対してここまでしてくれるということは、取引先とも良い関係が築けているのだろうと思いました。
面接の合間に観光
私の場合、今回は下見ということもあり、しっかりとその国の観光地へも足を延ばしたいと考えていました。幸い面接は半日で終わることがほとんどだったので、バンコク滞在中は午後からワットポーなどの観光地にも行ってきました。
ホーチミンではどこに行くのにもタクシーを乗らなければ観光地へ行くことができないので、ほとんど宿に篭りっぱなしでしたが。しかし、ホーチミンでは初めてCNE1に留学した2012年9月のバッチメイトと約1年半ぶりに再会したり、
2度目に留学した時のバッチメイト(彼は現在アジア海外就職活動中)ともご飯を食べに行ったりと、思いがけない再会を果たせました。
終わりに
今回私がタイ・ベトナムへと就職活動をしている時に、CNE1でルームメイトだった友達もフィリピンで就職を決め、これから働き出します。
また、この体験記を書いている今、一緒にCNE1で勉強していた女性もインドネシアで就職を決めました。近いうちに私がホーチミンで再会した友達も間違いなく就職を決めるでしょう。
私を始め、まだ人数は多くありませんがCNE1で学び、アジアで働く。という目標を持った人たちは、みなさん目標を実現しています。これからこの数はもっと伸びていき、アジア各国でCNE1ネットワークは増々拡大していきます。
フィリピン留学と一口に言っても、フィリピンに語学学校は星の数ほどあります。星の数ほどある語学学校の中で、卒業していく生徒に「アジア海外就職活動」という1つの道を示している語学学校はまずCNE1以外にありません。
また、私自身、CNE1に留学していなければ「アジアで就職活動」なんて考えることはなかったでしょう。そして私が実際にタイ・ベトナムで就職活動を行い、正直なところなんて「簡単」なんだ。と思いました。
もし、「アジアで働きたい」とまで思っていなくても、「留学してみたい」と思っている人にもCNE1で英語を学ぶことは大きなプラスになることは間違いありません。私の友達でもあり、CNE1留学体験記に寄稿している廣谷涼さんの言葉を使わせて頂くと、フィリピン留学ではなく、「CNE1留学」を是非みなさんに体験して頂きたいと思います。
きっと「一生ものの学び・出会い」が待っているはずです。
最後に、ここでは書けなかったアジア海外就職活動の詳細、並びに私が見て・経験して感じたことを、言葉を選ばずにズバズバ書いている私のブログがあります。もし、アジア海外就職活動に興味があり質問がしたいという方はブログの方にコメントして頂ければできる範囲でお答えしたいと思いますので、ぜひブログの方に足を運んでください。
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