▲授業を受ける賢太さん(左)
賢太さん: 坂本賢太(さかもとけんた)です。大学2年生で八戸学院大学のビジネス学部に通っています。留学に来た理由としては、前々から漠然と海外に出たいという気持ちがあったことと、単位認定ができるということです。
自分の気持ちと制度とが噛み合って、八戸学院大学の提携先であったCNE1への留学を決めました。
賢太さん: まず僕は気持ちで言葉は伝わるだろう!って思ってはいたんです。
ただそうは言っても、いきなりアメリカやイギリスに行くとなると、初心者で全然英語が喋れない中で生活しないといけません。ホームステイをしたりしても中々楽しめないし、厳しいのではないかと思ってました。
それならば、英語が第2言語であるフィリピンの方が自分の中での心理的なハードルが低かったので、初心者の僕からしたら生活しやすいのではないかなと思って、フィリピンのCNE1にしました。
賢太さん: 「絶対にこれ!」と云ったはっきりとした目的があったわけではないんです。「将来仕事で使うため」「海外の大学に進学するため」と云った目的はないんですけど、なんとなく留学というものに憧れがあったんですよね。
ただ、日本に来る外国人が困っている時に助けてあげたいなって云う気持ちはあったんです。これから2020年に向けて多くの外国人が日本に来るだろうし、、でもやっぱり英語ってかっこいいっていう憧れが一つの学ぶ理由ですね!
一方、大学生の方だと、「なんとなく話せるようになりたい。」、「英語に興味がある。」という理由の方も多くいますね。みなさん英語を学ぶ理由はそれぞれなので、「英語喋れたらかっこいい!」という理由ですごい努力されている方も多くいます。
次に、賢太さんは初の海外留学ということでしたが、不安や心配事はありませんでしたか?
賢太さん: 行ってみればどうにかなるだろうという気持ちもあったんですけど、やっぱり来る前はめちゃめちゃ不安でしたね。英語に関しても治安に関しても、、、
初めて日本を離れるという事が一番不安でしたね。2, 3日でなく1ヶ月という少し長い期間でもあったので。
賢太さん: 初めのスピーキングテストで打ちのめされましたね(笑)本当に先生が何言ってるかがわからなくて、何と答えていいかもわからず、初日にして気持ちが折れかかりました。
またCNE1での共同生活にも慣れることができるのか少し自信がなくて、、、なのでスタートとしてはよくなかったですね(苦笑)同じ時期に来た日本人の生徒さんは、留学経験が豊富だったので、自分が取り残されている様な気持ちにも少しなってしまってました。
そこから授業が始まってみていかがでしたか?
▲授業を受ける賢太さん(左)
賢太さん: 何回も言いますけど始めは不安でしたね(笑)「英語全然喋れないのに、これから英語オンリーの授業を何時間もするの!?」って考えたらどうなることやらと思っていました。
なので、先生達に素直に自分の不安な気持ちを先に伝えました。すると、先生から「フィリピンの先生も英語は第2言語だし、みんな始めは話せないものだよ。It’s OK」と優しく声を掛けてくれたので、少し楽になりましたね。
また1ヶ月したら英語ペラペラになるだろって思ってたんですけど、スピーキングテストの結果を受けて、そんな急成長は難しいだろうと悟りました。
そして英語で話す事に慣れると云うところからスタートしようって一度自分の目標の線を引き直しました。明確な目標がないからこそ、考えこんで自分を責めすぎたりせずに、自分でゴールを引き直せるのは案外いいのではって思いましたね。
具体的に授業はどのような感じで進められたのか教えていただけますか?
賢太さん: 教科書に沿って授業は進めていましたね。でも時には話を脱線しながら先生のパーソナリティを聞き出したり、僕の想い出などを話したりしてましたね。
個人的には、教科書にずっと沿ってやることも大切だと思うんですけど、日常会話の方が自分の言葉で伝えようと気持ちも前のめりになる感じでスピーキングは成長した感じがしますね。
なので最初に比べると力はついてきている感じがしますね。伝えたい事をなんとか言葉にできている実感があります。
スピーキングテストで打ちのめされた時と今を比較して、英語に対する気持ちは変わりましたか?
賢太さん: 何気ない会話が好きになりましたね。自分の「How are you?」から始まる日常会話が楽しくて、超初心者だった自分の英語が伝わって会話ができているという感覚はいいですよね。
先生とお出かけしてみたり、留学に来る前には考えらないような事ですよね(笑)
▲CNE1で弾き語りをする賢太さん
賢太さん: 来る前は正直すごい汚い場所だろって思ってたんです、、、ただ実際に来てみるとキレイでびっくりしましたね。また来る前は、マニラでの犯罪のニュースを見かけたりしていたので、治安面も不安だったんですけど、CNE1とその周辺への買い物やお出かけに関して、危険を感じたことは一切なかったです。
あと、買い物に行ったりした時に、気さくに「は〜い」と声を掛けてくれるフィリピン人に感動しましたね。なかなか日本でそういうのないじゃないですか?なので本当に気さくな国民性だなって思いました。
あとは、店員さんがゆったりと働いていて、お店のカラオケで歌っていたり、、、(笑)日本みたいに忙しなくしていないので、そこにも海外のフィリピンというものを感じましたね。
都市部に行くと、雰囲気が違うのかもしれませんが、CNE1は少し都会から離れているので、僕には“居心地が良い”ところでしたね。本当に居心地いい!(笑)
次に、賢太さんはCNE1のフリークラスによく参加していいただきましたが、フリークラスの感想を教えてください。
賢太さん: 通常のマンツーマン授業の合間のいい気分転換になりましたね。クラスとは言っても、全然堅苦しくなく毎回色んなトピックが出されるので、楽しく参加させてもらいました!
賢太さん: LEC(日本語を学んでいるフィリピン人生徒との交流アクティビテイィ)とEOPクラプがよかったですね。LECはとにかくストレスフリー!英語だとやっぱりわからない表現がでてきたりとか、言いたいことが言えない時に少なくともストレスには感じたりしてしまうんですよね。
ただLECの場合は、フィリピン人も日本語で話すことに一生懸命で僕たちと同じ状況なので、「一緒に頑張ろうよ!」っていう気持ちになってすごい良い気分転換になりました。EOPでは洋楽を題材にして、歌詞の中から表現を学ぶのは楽しかったですね。
僕は音楽が個人的に好きなので、勉強というよりも楽しみながら英語を学んでいるという感覚があって、印象に残ってます。
それでは、ここCNE1で学ぶにあたって英語以外にも何か学んだことはありますか?
賢太さん: 「思ったことは隠さずに言った方がいい」と思います。先生からもそれは“建前ね”って言われたことがあって、日本人は本音を話さないというイメージがあるのかなって思います。
「やりたくない」「これは嫌だ」っていう直接的な表現は避ける人が多いのかなと思うんです。ただ先生からは「本音で話して」と言われていたので、縮こまらずに言いたいことはきちんと先生に言うっていうことも必要だと思います。
それによって先生との信頼関係もできますし、きちんと意見を言える人間になることもできたと思います!
▲REAN先生(左)、SHIENA先生(右)とクラス記念写真を撮る賢太さん(中央)
残り2つ質問させてください!この滞在で印象に残っている事を教えてください。
賢太さん: フィリピンの空港に着いた時です!(笑)こう言うと「え?」ってなるかもしれないんですけど、やっぱり初めての海外だったので、何よりも日本から出て違う国に来た際の“最初の一歩”が鮮烈に印象に残ってます。
CNE1では色々と僕の好きな事をさせていただいて感謝してます。特にドリンキングパーティで先生と一緒にセッションしたり、弾き語りさせてもらって、あれは人生最高の弾き語りでした!!ありがとうございました!
最後に賢太さんと同じく“まだ海外に出たことがなく、現在悩まれている人たち”にどういった言葉をかけますか?
賢太さん: 少し繰り返しにはなるんですが、気軽でいいと思うんです。そんなに考えすぎなくていいと思います。全然英語が喋れなかったとしても、留学にいったという経験が今後に生きてくると思います。
自分もCNE1に来る前は全く英語ができなかったけれど、来てみると先生と英語で会話できたり、なんだかんだ1ヶ月楽しい留学生活を送ることができたんですよ。さらに今後は他の国にもトライしてみよっていう気持ちになっているので、一度初めの一歩を踏み出したことで色んな景色が見えてきました。
先ずは踏み出してみる!そんなに色んな理由を考えすぎる必要なんてない!って言いたいですね。
海外って本当に面白いなって感じたので、これからは他の国にも行って色んな人と話してみたいし、景色も見てみたいです。来る前までは、イギリスやアメリカの留学は難しいと思っていたんですが、ここで勉強したことで、それも現実的なものに見えてきたので更に挑戦してみようかなと思ったり、とにかく自分の可能性が大きく拡がったなって本当に実感しています。
ここに来られている日本人の生徒さんもみなさん、あったかい人ばかりで、大学生の僕にも本当に優しく面白く接してくれるので、英語だけでなく色んな面で学んで日本に持ち帰ることができますね。
うん、本当に最高でしたね。すっっっごい濃い1ヵ月でした。
The best of month!!
みなさん賢太さんの留学体験記いかがだったでしょうか?
初めて海外に旅たつ時は期待と不安でいっぱいだと思います。
ただ賢太さんが仰っていたように「考え過ぎず、まず一歩踏み出してみる」というのも良いのではないでしょうか?賢太さんはその一歩を踏み出したことで、憧れの世界を現実のものとし、また更に次の挑戦を見据えています。
海外に行ったことがない人も賢太さんのように初めの一歩をCNE1で踏み出してみませんか?先生、スタッフ、生徒達みんながあなたの挑戦を待っています。これからの賢太さんのご活躍をCNE1一同応援しています。
この記事を読んでくださった皆さん、そしてCNE1フィリピン留学体験記にご協力いただいた賢太さん、誠にありがとうございました。
Yuhei Kawamoto
CNE1インターン生
Kyosuke Kubo
CNE1職員
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