きっかけは一本のメール
卒業式CNE1卒業式での写真
# まずは自己紹介をお願いします。

れいらさん: 一戸れいら(いちのへ れいら)です。
2月9日からCNE1にきていて、3月22日まで滞在予定です。4月から大学3年生になります。

# ありがとうございます。それでは最初の質問ですが、れいらさんがCNE1を知ったきっかけについて教えてください。

れいらさん: 私はCNE1を「Global Internship」という学校のプログラムで知りました。
このプログラムは2週間生徒として過ごした後、4週間をインターンとして過ごす、というものです。
大学からこのプログラムの応募メールが来た時、参加したい!と思い申し込みました。

# そうだったのですね。メールが来たときに参加したいと思った具体的な理由についてお聞かせくだい。

れいらさん: メールを見たときに、「このプログラムは今の私にぴったりだ!」と思いました。
まず、理由の一つ目にはスピーキングを強化したかったというのがあります。私は3年生の秋から長期留学を考えています。
事前に受けたIELTSではスピーキングのスコアが一番低かったため、スピーキングを強化する手段を探していました。

そして、二つ目の理由にはフィリピンという活気のある国に行きたかったというのがあります。
私は将来どのように働くかを決めるために様々な体験をしたいと考えています。
そこでアジアの中でも急成長を遂げているフィリピンで働くことは将来の仕事の選択肢を広げるのではないかと考えました。

あとは単純に、楽しそう!ここならいい刺激をもらえそう!という期待がありました。
実はそれまでの生活に少し飽きていました。大学に行って授業を受けて、バイトをして、友達と遊んで、そろそろ就活の準備をして…という平凡な大学生のテンプレートのような生活を変えたい!というのがありました。

# なるほど、まさにれいらさんにぴったりの魅力的なプログラムだったのですね!
受験英語の知識を英会話に活かす
CNE1 gガーデン担当のSHANE先生(右)とれいらさん(左)
# 長期留学の前にスピーキング力を向上させたかったということですが、
実際に生徒として2週間過ごしてみて、英語が上達したと感じたタイミングはありましたか?

れいらさん: 間違えた英語を話したとき、自分でその間違えに気づくことができたときは英語力がついてきたなと思いました。

# 気づいたというのはどういった間違いだったのでしょうか?

れいらさん: 基礎的な文法事項が多いかなと思います。例えば「3単現のS」です。
というのも、CNE1で最初に受けたスピーキングテストで改善点として挙げられたことが三単現のSでした。
三単現のSは中学生の時に習って以来、英文を作る時も意識していたので、当たり前のように出来ていると思い込んでいました。できていないと言われたときは少し驚きました。

# おそらく話すときは、発音など他のところにも集中力が必要なので、細かいところまでは意識しないのだと思います。

れいらさん: そうですね。実際話していると、できていると思っていた基礎的な文法事項の間違いが予想以上に多いことに気づかされました。
授業中に文法や発音を間違えると、先生はその場でそれを教えてくれるのですが、私の場合は三単現のSのつけ忘れや動詞の活用を何回も注意されました。最初の頃は間違えたことにも気付いていませんでした。

# 逐一発音や文法を訂正してもらえるのは1日6時間のマンツーマン授業ならではだと思います。
れいらさんはどのようにして自分で間違えに気づけるようになったのでしょうか?

れいらさん: 英語を話すことに慣れたことが大きいと思います。
最初は英語を話すたびに文法・発音に気を使っていたため英語を話すことが面倒くさいと感じてしまう瞬間がありました。
しかし話すことに慣れてくると、思いつくままに話しても間違えが少なくなり、また間違えても違和感を覚えて訂正できるようになりました。
訂正できない時もたくさんありますが、その時は先生が正しい文法での言い方を何通りも教えてくださいます。
そうして正しい英語を数多くインプットすることでアウトプットも自然にできるようになってきたと思います。

# 話すのに慣れたというのは、一日約6時間のマンツーマンレッスンの効果が発揮されたのだと思います。
先生が何通りもの話し方を教えてくれるのも、英語を話す際の引き出しがたくさん増えてよいですね。

れいらさん: マンツーマンレッスンでの先生の丁寧な指導によって英語力は確実に上がったと思います。
3単現のSといった基礎的な部分に慣れて余裕が出てくると冒険したい気持ちがわいてきて、「本当にこんなイディオム使うのかな」「この言い回しで伝わるかな」と気になっていた表現方法を授業中に試しました。当たり前のように通じた時は会話が充実した感じがしてとても楽しかったです。
受験生の時に机に向かって暗記していた単語やイディオムは無駄じゃなかったなと思えました。

また、ボキャブラリーが多いと会話が充実してとても楽しいです。反対に、言えない単語や言い回しがあるときは「もっと勉強しておけばよかった」と悔しい思いをしますが、この時が一番英語を勉強するモチベーションがあがりました。その時わからなかった単語を次は使えるようにしたいと思い、授業後の復習は必ず行っていました。

# 英語力の伸びを実感いただけたようで何よりです。
ボキャブラリーを増やすのは大変ではありますが、会話のなかで使えるようになると楽しいですし、
その苦労も報われますね。
日々の充実度を得られるかはその人次第
hundred islands週末のHundred Islands旅行
# 次の質問に移ります。
マンツーマン授業や英語以外でCNE1にいて何か学んだこともありましたら教えてください。

れいらさん: CNE1では英語以外に学べることが多くあると感じます!私は積極性の大切さを学びました。
同じ環境にいても生活の充実度は個人の過ごし方にかかっていることを実感したからです。

CNE1ではほぼ毎日フリークラスが開催されます。例えば、EOP CLUBやTED CLUB、CHILL OUTなどです。第1週目は気恥ずかしさや緊張があり、あまり参加しませんでした。しかしバッチメイトの1人が全てのフリークラスに参加し、毎回「楽しかった!」と言って帰ってくるのを見て、私も参加しようと思うようになりました。実際に参加すると全てのフリークラスが楽しく、もっと早くから参加しておけばよかった!と思うほどでした。そして参加すると1日が充実したものになると気づきました。

# 参加する以前は恥ずかしさやためらいもあったかとは思いますが、参加してみると楽しさがわかりますよね。今は積極的に参加いただいているようで嬉しい限りです。
出会いをきっかけに変わった価値観
バッチメイトれいらさん(一番右)とバッチメイトのみなさん

れいらさん: フリークラスなどで多くの人との関わりが増え、人とのご縁の大切さも学びました。国籍、年齢、職業などのバックグラウンドが異なる人とたくさん知り合うことができました。日本だったら出会えていない人、知ることができなかった生き方をたくさん知ることができました。
日本だったら出会えていない人、知ることができなかった生き方をたくさん知ることができました。これらの出会いは確実に私の価値観に影響していると感じます。

# たくさんの出会いがあるのもCNE1の魅力的な点ですよね。価値観に影響しているとおっしゃっていましたが、実際に気持ちや今後の未来に変化はありましたか?

れいらさん: 変化はたくさんありました!先に述べたように、様々なバックグラウンドを持つ人々と関わることで自分の価値観が変わったと思います。例えば就職についてです。私は4月から大学3年生になるため、そろそろインターンシップに参加したりESを書き始めたりと就職活動の準備を進める時期です。CNE1に来る前は大企業、有名企業のインターンへ参加しなければならない、就職活動に遅れをとりたくない、と考えていました。
CNE1に来てからは転職をした方、仕事をやめた方、好きなことを仕事にしている方など様々な生き方をしている方々に出会いました。そこで私も固定概念に囚われずに今一度自分の本当にやりたいこと、将来どのようになっていたいかを考えようと思いました。

また英語を話すことへの抵抗がなくなったことも大きな変化です。以前は自分の発音はカタカナ英語だから格好悪い、話していてつっかえたり単語がでてこなかったりしたら恥ずかしいと思い込んでいて、英語を話すことに壁を感じていました。
CNE1で生活していくうちに英語を臆せず使っていることに気が付きました。先生が聞いてくれているという安心感や、
楽しく英語でコミュニケーションをとれるという居心地のいい空間のおかげだと思います。

日本に戻って大学が始まったら、英語を使う機会を増やしていきたいと思っています。留学生交流イベントや英語開講科目にもどんどん参加していきたいです。

# これからどのような大学生活になるか考えると楽しみですね。
本日はインタビューを受けていただきありがとうございました!

れいらさん: はい、とても楽しみでワクワクします!こちらこそありがとうございました!

まとめ

みなさん、れいらさんの留学体験記はいかがでしたでしょうか。
何か挑戦したいと思った時は、思っただけで終わらせるのではなく実際に行動に移してみることが大切だとれいらさんのインタビューから伝わってくるはずです。
れいらさんのようにCNE1に来たことで英語への意識が変わり話す英語に楽しみを見出したり、多くの出会いに恵まれて今後の人生をどう生きるか考えるきっかけを得たりする生徒さんは多くいらっしゃいます。
れいらさんが今後の大学生活や長期留学など、新たな挑戦の場でも活躍されることをCNE1一同楽しみにしております。
この記事をよんでくださった皆さん、そしてCNE1フィリピン留学体験記にご協力頂いたれいらさん、誠にありがとうございました。

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