▲隼人さん(左側奥)と他の生徒さん達との写真
隼人さん: 前田隼人(まえだはやと)です。26歳です。前職は信用金庫で働いていて、退職してCNE1に来ました。
ここに来た目的としては、30歳までにワーキングホリデーで英語圏への留学をしたいからです。その際に、フルーツピッキング(ビザ期間延長のため就業される方が多いお仕事)で働いても英語力は下がる、または良くてもそのままの状態と聞きました。
せっかくならもっと英語を使うカフェなどで働きたい。そう考えた際に、やはり英語でコミュニケーションを図ることができる必要があると思うので、フィリピンに留学することに決めました。
隼人さん: 大学時代の話に戻りますが、初めて海外へ行ったのが大学生の時でした。母が「イタリアに旅行に行きたい!でも、ちょうど一緒に行ける人がいないから、あんた付いてきてや」という誘いの流れから初めて海外に行きました。
それまで、どちらかと云うと人付き合いが苦手で、自分から話しかけにいくことなんて殆ど稀でした。(*CNE1でいつも楽しく人を笑わせていたので筆者もこの話に驚きです。)驚きだったのが、その初めてのイタリア旅行から帰ってくると自分でも気付くくらいに、性格が明るくなっていたんです。
イタリア旅行中に携帯を盗まれるという事があったんですが、それも拙い英語を使いながらどうにか対処しないといけない。様々なハプニングも自分の力で対応しないといけない。そういった経験から自然と人にアプローチできる性格に変わっていったんです。
自分でも驚きの変化ぶりだったので、そこから海外旅行にはまりましたね。‘2ヶ月アルバイトして1ヶ月海外へ’という生活を大学時代は繰り返すようになりました。
ただ海外へ行ってBarで外国人に話しかけてもらっても、「I’m a Japanese」と言って距離を置いてしまう所がありました。本当はもっと深い話までしたいのに、、、軽い会話しかできない、、この状態が歯がゆかったですね。
海外旅行は自分の性格を明るくしてくれたわけなんですが、もっと外国で出会う人たちの思考まで知りたいと思った時に英語力を上げていかないといけないなと。そして、社会人としてスキマ時間に勉強というよりもドップリとその生活に浸かろうと思って退職しました。
「英語を学んだ後どうするの?」「英語は仕事をする上で必要なの?」と聞かれる事がよくあるのですが、趣味から転じて“英語でもっと話せるようになりたい!”と思うようになったので、仕事と絡めて等は今の所考えてないですね。僕は趣味のために会社を辞めた事になるんですかね?笑
それでは数ある語学学校の中で、フィリピンのCNE1を選ばれた理由を教えてください。
隼人さん: フィリピンを選んだ理由は、学費の面が一番大きいですね。あと他の英語圏の語学学校だとグループ授業のため自分が話せる時間が限られていると聞いていたので、それだと話せるようにならないな。と思ったのでフィリピンを留学先として選びました。
エージェントさんから韓国資本の語学学校を数多く紹介して頂いたのですが、“韓国資本=スパルタ”という触れ込みだったので、強制されるよりも自分のペースで勉強できる学校の方が自分の性格には合っていると思ったので、日本資本の語学学校を探しました。
その中でCNE1を選んだ理由としては、“都市から離れている”ことが大きいですね。自分がマニラやクラークの様な都市に留学したら、誘惑も多くて遊んでしまうだろうと思っていたので、結果的にこの選択をして良かったなと思っています。
▲隼人さんと担任のIMELDA(イメルダ)先生との写真
隼人さんは元々1ヶ月CNE1に留学した後にクラークの学校に転校される予定でしたよね。そこからCNE1での滞在を3ヶ月間に延長した理由を教えてください。
隼人さん: “先生の存在”ですね。この先生から英語を教わりたいと思える人にCNE1で出会えたのが理由です。
CNE1の先生は僕の状態をすごい細やかに見てくれていて、僕が集中力を欠いている時などは、教科書からあえて離れてみて洋楽で英語を学んだり、映画のワンセンテンスを使ってみたり。。。と僕が継続的にモチベーションを保てるように授業を組み立ててくれていました。
そこで、“この先生についていけば自分の英語力は上がる”という気持ちになり、CNE1の滞在を伸ばすことにしました。
日本にいる時に英会話教室に通っていたんです。その時に、自分が“この先生面白いな”と思えないと、全然英語が頭に入ってこないし、取り組もうとする気持ちも湧いてこない状態でした。ですので、先生との相性が何よりも大切だなと思ってた中で、こんなにも良い先生に出会えて本当に良かったと思います。
滞在を伸ばした決断は隼人さんにとっていかがだったのでしょうか?
隼人さん: 過去の自分に対してその決断をしたことを褒めてあげたいですね!「あの時、お前は滞在を伸ばす決断をして本当に良かったぞ」と(笑)
授業は継続して楽しく学べましたし、2ヶ月くらいからかな?自分の成長をより感じることができるようになってきていたので、滞在を伸ばして良かったですね。
振り返ってみると、その時期から先生との他愛もない会話で英語がスラスラと出てくるようになっていたので、何度も言いますが“先生と楽しく勉強”できる環境が大切ですね。
また英語がスラスラ出てくるようになるためにはどのような勉強法・努力をされたのでしょうか?
隼人さん: 僕の場合は“いかに先生と楽しくコミュニケーションが取れるか”という事を念頭に置いていたので、日常の会話の中で使いたかった表現を、日本語で書き溜めておいて、その後英語表現を調べる、次に先生との会話で実際に使ってみるというサイクルを繰り返していました。
そうするといつの間にか使える表現数が僕の頭の中にストックされていて、ふとした会話でも英語がパッとでてくるようになっていたんです。
正直始めは、文法をすごい頭で考えながらガチガチの固い文章を作ってました。当然話すまでに時間はかかるし、ミスを恐れていたのもあって、アウトプットまでの時間も余計にかかる状態でした。
そこから比べると今はパッと英語が出てくるので、成長実感が大きいですね。ただ、まだまだボキャブラリーは全然足りない状態なので、同じような表現を使ってしまいガチです、ここは今後伸ばしていきたいところですね。
また、表現数を増やすという目的に沿った授業にもっと取り組みたいという気持ちが湧いてきたので、先生にその旨を提案して授業をカスタマイズしてもらったりしました。
また、それをすぐに授業という実践の場で使うというサイクルが良い効果を生み出したわけですね。
隼人さんは3ヶ月という中長期の留学期間でしたが、1〜3ヶ月目でモチベーションや授業のスタイルなどは変わっていったのでしょうか?
隼人さん: 1ヶ月目はとにかく楽しく勉強をしよう、2ヶ月目はスピーキングテストも見据えた説明の仕方やロジカルな伝え方を学ぶ、3ヶ月目はもうとにかく先生との会話を楽しむ。という形だったと思います。
1ヶ月を終えたところでのスピーキングテストで点数が全然上がらなかったんです。そこで、2ヶ月目からはテストで点数をあげるためにPREP法(Point Reason Example Point)を学んだり、テストでの返答方法を学びました。その過程で英語でロジカルな伝え方ができるようになったと思います。
ただ、PREP法に沿って話そうとするばかりに返答する速度が遅くなってしまっていたのもあります。実際、先生からも「少し考えすぎてるわ」と言われることもあって、、、授業でふざけたりする回数も減ったので、少し授業が楽しくないなと感じるようになっていきました。
ただ結果として次のスピーキングテストの点数は上がっていたんです。でも、自分の英語を学ぶ上での原点である“人と楽しみながらコミュニケーションを取る”という所に焦点を置いた際に、今は楽しめてないという結論に至ったので、3ヶ月目からは“とにかく会話を楽しむ”という方向にシフトしました。
当初の留学前の目標はこの3ヶ月間で達成できたのでしょうか?
隼人さん: 自分の目標としていたレベルは超えることができました。元々の目標が、“自分の思っている事を英語できちんと伝える“だったのですが、今できているんですよ。
その時その時の感情をきちんと英語にして先生に伝えることができるので、当初の目標はクリアできました!
隼人さん: 先生との食に関するイベントを企画していました。SMロザレス(CNE1から10分の距離にあるモール)でピザを買ってきてピザパーティーを開いたり、チキンやお菓子パーティーを開いたりと、みんなと楽しく会話できるためのイベントの企画をしてました。
その企画段階で既に自分的には楽しくて、また当日みんなが楽しんでくれていたので、自分もみんなもハッピーでそれが僕なりの気分転換する方法でしたね。土日は外に日本食やラーメンを食べに行ったりしてましたね。
また先生とHundred Island にバンを借りて遊びに行ったり、バギオにクラフトビールを飲みに行ったりと遠出も月に1度くらいでしましたね。遠出する際は先生が付き添ってくれていたので、穴場スポットに連れて行ってくれたりして通常より2倍楽しめたんじゃないかと思います。
先生たちと一緒にわいわいパーティーをして気分転換されたわけですね。長期の留学になるとどうしても、途中で気持ちが切れてしまいそうになることもあるかと思いますが、隼人さんはうまくリフレッシュすることで、授業に全力で向かえる状態にされていたわけですね。
次にCNE1ではマンツーマン授業以外にもフリークラスや様々な企画がありますが、思い出に残っているものはありますか?
隼人さん: 2つありますね。1つ目がオーストラリアへのワーキングホリデーの説明会です。オーストラリアの無料エージェントのIS留学代表のチカさんとフリー時間にSkypeで有益な話を聞けたのは大きかったですね。
疑問に思っていたところも質問できたので、ワーキングホリデーの実態を知ることができたと思います。
2つ目がバディシステムです。普段かかわりのない先生と生徒がバディ(相棒)として、1週間空き時間に会話したり、ご飯を一緒に食べたりして仲良くなろうというシステムでしたが、自分としては本当に意義がありましたね。
先生から飲みに誘ってくれたので、飲みながら喋ったり、毎日19時にCNE1内のクーボ(小屋)で、テーマを設定してお話したり等、新しい先生と知り合えることができて良かったです、その後も教室の前で会うと自然と会話できたり本当に良いシステムだったと思います。ありがとうございました!
それでは最後に二つ質問させてください。CNE1での生活を振り返ると、どのような3ヶ月の留学生活でしたか?
▲隼人さんと担任のGRACE先生との写真
隼人さん: 留学生活は“Up and Down”でした。点数が伸びなくて悩んだり、自分が成長できていないのではと疑心暗鬼になってしまったり。でもそうしていると先生が僕の落ち込んでいる変化に気づいて、わざわざメッセージを送ってきてくれて励まそうとしてくれたりして。
なので、気持ちが沈んでしまっても、そこから先生に励まされた事で、気持ちを切り替えて前向きに捉えるようになったので、まとめると“山あり谷あり”な留学生活だったと思います。
そして振り返ってみると、先生への“心配かけてごめんね”という返信メッセージを書いている時に、すらすらと自分の言いたい事が英語で出てきている自分に気付いたんです。その時に気持ちは少し不安定ではあったものの“実は気付かない内に成長できてたんだ”と感じて、変なタイミングで自信が湧いてきました(笑)
英語の成長はなかなかご自身では気付きづらいところもあるかと思いますが、ふとしたメッセージを書いている時に隼人さんは成長を実感したわけですね。
それでは最後にここで得た経験を今後どのように活かしていくのか、そして目指す目標も教えてください。
隼人さん: やはり英語を学ぶ過程でロジカルな思考が身についたと思います。
ですので、英語・日本語にかかわらず面接での受け答えにも役立つだろうと確信しています。また僕はワーキングホリデーで、カナダかオーストラリアに行きたいなと考えてます。
その際に向こうで働くとなるとIELTS(海外留学を目指す場合に利用される英語能力のテスト)の点数が必要となるので、次は試験のために勉強をしようと考えています。
英語圏で生活できるように準備を進めて行きます!
みなさん隼人さんの留学体験記いかがだったでしょうか?
元々シャイで人と話すことが苦手だった隼人さんが、初めての海外旅行をきっかけに性格が明るくなり、そしてもっと人とコミュニケーションを取りたいと思われたのが、英語留学のきっかけです。CNE1内でも様々な先生とコミュニケーションを取って、更にもっともっと自分の気持ちを伝えたい!という強い思いが彼の英語力の成長に繋がったのだと思います。
更にワーキングホリデーに行き、英語に磨きをかけてグローバルで活躍する隼人さんの姿が楽しみです。
これからの隼人さんのご活躍をCNE1一同応援しています。
この記事を読んでくださった皆さん、そしてCNE1フィリピン留学体験記にご協力いただいた隼人さん、誠にありがとうございました。
Yuhei Kawamoto
CNE1インターン生
Kyosuke Kubo
CNE1職員
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