今回は元CNE1インターン生の安藤正悟(あんどうしょうご)さんにインタビューした記事です。
安藤さんはCNE1で2週間留学した後、約10ヶ月半CNE1のインターンでした。
CNE1での留学の様子やインターンシップについてお話しいただきました。是非ご覧ください。
正悟さん:こちらこそ機会を設けていただきありがとうございます。よろしくお願いします。
正悟さん:武蔵野大学教育学部教育学科3年の安藤正悟です。
大学を1年休学して、CNE1さんで約10ヶ月半インターンをさせていただいておりました。
正悟さん:私は将来、世界で活躍できる人材の育成に取り組む教育事業に携わりたいという夢を持っています。
そのためには自分自身もグローバル人材にならなければいけないと考え、海外で経験を積むための機会はないかと情報を探っていました。そんな時に、大学の荒木教授からCNE1のことをご紹介いただきました。
CNE1だったら海外で揉まれる貴重な経験ができると確信を持ち、挑戦することに決めました。
正悟さん:CNE1はフィリピン政府高等教育委員会(CHED)の認定校、TESOLセンターであり、
徹底した研修プログラムを設けている信頼のおける教育機関なだけでなく、
世界で挑戦したい人々を応援するという教育理念があり、
実際にもフィリピンの高度人材の奨学金生に日本語教育を行い、日本企業の就職支援をしていたり、
国際進路特化型インターナショナルスクールであるインフィニティ国際学院の1年生の語学研修をしていたりするなど
海外で挑戦する人材の育成に力を入れているところに魅力を感じました。
安藤さんはインターンシップの前にCNE1で留学も経験していましたが、留学期間中の授業の様子はどうでしたか。
正悟さん: まず、クラスの先生は固定なので、先生と親密な関係になりやすく、私の性格などをとても理解してくれました。私に合った勉強法や上達するためのアドバイスなどを常に考えてくれたのがよかったです。そして、卒業までの目標の達成に向けて計画的に授業も進めてくれました。
レッスンではテキストを使用しながら、論理的に話す方法や日常生活で使用する表現などを学びました。日本の学校で習う文法だけでは、表現の幅が限られていたので、実際の日常で使える生きたイディオムや熟語をたくさん教えてもらえたのは力になりました。そして、話す割合は先生が2割で、私が8割という授業でのルールを適応してくれたので、アウトプットの練習がたくさんできました。一コマは2時間あり、それが一日3コマあるので、たっぷりと話す練習ができました。そして、私が文法や発音でミスをすると、細かいことも逃さず訂正してくれたのでミスも減っていきました。
CNE1は日本人生徒が多いこともあり、日本人の指導に特化したノウハウが蓄積されていると感じました。私も日本人特有の発音・文法・語法の間違いや誤解した概念の捉え方などをしていましたが、先生方は日本人に寄り添った説明をしてくれるのですんなりと理解することができました。フィリピンの先生方はネイティブ同様、幼少期に英語を自然に覚えた方が多いですが、文法のルールについての知識が豊富で解説もよりわかり易いので驚きました。
正悟さん: 私が向上したと感じたのはリスニング力でした。発音が改善されたことで、聞き取れる音が増えていきました。
先生方は私が話す時に発音のミスを指摘し、発音のコツを分かりやすく教えてくれました。何度も指摘されることで、改善しようという気持ちが強くなるので、レッスンの後は先生のアドバイスを参考にしながら練習に励み、少しずつ上達していきました。それに比例するようにリスニング力も向上しました。自分で発音できるようになった音は聞こえるようになるのだと驚きました。
他に向上したスキルは、文法の運用力でした。以前は理解している文法でも会話になると口から出てこないことが多々ありましたが、思ったことが会話の中で自然に使えるようになっていきました。先生は文法の使用例を場面に分けて具体的に説明してくれたのでどの場面で使うのか会話で戸惑うことが減りました。また、授業では実際にそれらを使って練習する時間がたくさんあるので、思ったことや表現したいことが自然と口から出てくるようになりました。どの文法も使用する場面をしっかり認識して、何度も練習すれば自分のものにできるのだと実感しました。
ここからはインターンシップの話について聞いていきたいと思います。インターンシップでやりがいがあったことはなんですか?
正悟さん: いくつかありますが、一番はサービスの改善に取り組めることです。
CNE1は生徒さんを第一に考えているので、生徒さんの目線に立ちサービスの改善に努めることを重視していました。生徒さんの些細な変化にも気を配り、何か問題が見つかれば即座にスタッフ間で共有して対処していました。そして、一つひとつの業務の意義を振り返り、さらに質を向上できないか日々見直して修正を行なっていました。
私も分かりにくかったポスターのレイアウトや文面を修正したり、オリエンテーションなどに伝えるときの表現を短く分かりやすくしたり、新しくEOPカードや新入生さん向けの資料を作成したりなど取り組みました。
サービスの改善に努め、生徒さんから感謝の気持ちをいただけたり、充実した表情で過ごしている生徒さんを見れたりすると生徒さんのニーズを満たせているのだとこの上なく嬉しい気持ちになりました。
次の質問ですが、インターンの経験で心に残ったことは何ですか?
正悟さん:複数ありますが、私が企画したイベント「CNE1ブルー&イエローカラオケナイト」は強く印象に残っています。
音楽は世界共通の普遍的な価値であり、人々に活気を与えたり、勇気づけたりする効果があるので、実際にCNE1の人々の心を一つにして全体を盛り上げその力も証明しようと開催しました。
企画書の作成から、先生方の前でのプレゼンテーション、ポスターやプログラムの作成、会場の準備などの過程はこれまでになかった貴重な経験となりました。
イベント当日は、停電が何度も起きたり、用意した音源がエラーで止まったり、途中から参加したい人が続出してプログラムを書き直したりなど様々なハプニングに見舞われましたが、多くの人の協力のお陰でハプニングも乗り越え、イベントは盛り上がり成功を収めることができました。フィリピンの歌、日本の歌、欧米の歌といったように言葉が違っても通じ合うことができ、感動や勇気を与えられるのだと感動しました。参加者の方々から、感謝の言葉をいただけて嬉しい気持ちになりました。この日の達成感は忘れることはないと思います。
次の質問ですが、インターンシップの経験を通して成長したことは何ですか?
正悟さん:インターンシップの経験を通して、様々な成長を実感できましたが、一つは、柔軟にコミュニケーションを取る力です。インターンとして生徒さん、先生方、他のスタッフと関わりを持つ機会がたくさんありました。考え方・価値観の違いを認識しながら、生徒さん一人ひとりに応じた対応を心がけ、相手を不快にさせてしまったり、思わぬトラブルを引き起こしてしまったりしないように注意しました。
対応の仕方は時と状況によっても変わり、唯一の正解はないのが難しいところですが、出来るだけ色んな人と関わりを持って、相手の気持ちになって相手の考え・価値観・文化を受容する姿勢を常に意識して、誠意を持って接していくと、少しずつ対応が上達していきました。
他に成長を実感したのは、自分の意見を述べる力です。海外では能動的な姿勢がより重視されるので、CNE1でも話し合いの時などに、話を聞いているだけではいけなくて、自分の意見を主張する必要がありました。そして、意見や情報を伝えるときには、文化の違いから話し方の順序に注意が必要で、初めに自分のスタンスや結論を述べてから、理由や例、話の背景などを説明するようにしていました。多様な考えにも寛容な環境なので、たくさん意見が出ることもあり、色んな人の視点や考え方から分析して、多角的・多面的に考える力もつきました。
コロナ禍の時期にインターンの期間が被っていましたが、その時に苦労したことはありませんでしたか?
正悟さん 苦労していないというわけではないのですが、学校にいたみんなで助け合っていたので、それほど苦労は感じませんでした。学校の人々が温かくアットホームな雰囲気というのは、CNE1の魅力でもありますね。
ただ、辛かったのは、突然のロックダウンによって、新入生が来れなくなり、先生方が職を失うかもしれない可能性といつコロナ禍が終わるのかという先の見えない状況でした。
みんなが一丸となって乗り越えようと努力し、新サービスの開発に取り掛かり諦めずに奮闘している内に徐々にオンラインの生徒が集まっていきました。その過程で、忍耐強さや明るく希望を持ち続ける大切さも学びました。
コロナ禍でのインターンシップの経験は、今後も壁にぶち当たった時に心の支えになると思います。
正悟さん: 私の中でCNE1は、他には無い経験ができる特別な学校です。人々の温かさに包まれる空間に身をおきながら、数々の出会いや貴重な経験をすることができました。留学を経て、人間性が豊かになり、英語の学習以上に大きなものを得たという生徒さんも数多く見てきました。CNE1は間違いなく成長できる場所です。
海外で自分を変えたい、心に強く残る経験をしたいと思っている方は、是非CNE1を選んでください。
正悟さん:いえいえ、こちらもこのような機会をいただきまして本当にありがとうございました。
最後までインタビュー記事を読んでいただきありがとうございました。
今回は元CNE1のインターン生である安藤正悟さんにインタビューしました。海外で貴重な経験を積みたいという強い意志を持ってCNE1に来て、挑戦の中で成長していく姿が印象的でした。
CNE1は海外で成長したいという人々をいつでも応援しています。コロナ禍の今もオンライン留学という形で留学を提供しています。自分を変えたいという気持ちがありましたら、是非ともCNE1の留学をご検討ください。
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